10月になってしまいました、秋はやりきれなさも感じます。
シルバーウィーク皆さんはどう過ごされましたか。
私はクラス会で上京してきました。
ついでに東京スカイツリーにも行ってきました。
実は9月に近しい人が亡くなりました。
下界を眺めていると亡くなった方もこうして俯瞰しているような気がします。
ちっぽけな我々が出来る事は今ある生を精一杯使い切る事しかありません。
卒業して40年後のクラス会では約2割の同級生が亡くなって
いました、5年後にまた会えるのでしょうか?
出席者たちは皆そう思ったに違いありません。
余生は趣味に生きたい、家族と楽しい思い出を作りたい、其々が
残りの時間をどう過ごすか自問していたようでもあります。
私は体が動けるうちは歯科医をまっとうしたいと思います。
　「千秋の風と連れ立ち次の生へ」

6月11日の木曜日に校長先生、養教さん達との懇話会があり、その前の研修会で実は講師をしました。
その為1か月前からその事がずっと頭から離れなくてパワーポイントの準備とか色々試行錯誤していました。
結果は受講者からの印象も良かったとの事でホッとしています。
相手に如何に上手に伝えたらよいのか、非常に難しい事です。
「これも言いたい、あれも伝えたい」沢山ありすぎて60分の時間に対して最初
100枚のスライドを準備したのですが最終的に65枚に削り、そぎ取るのにも時間がかかってしまいました。
前日までそんな事をしていて果たしてうまく行くのだろうかと不安にもなり、始まる直前で自分が上がってきて
いるなーと判ったりして・・・少年時代から人前で話すことがとにかく苦手で話しているうちに顔が赤面してくる
性質でした、いつの間にかそれも無くなってきましたが久々に緊張しました。
今回エピソード的な話も入れたり、またアドリブで全然準備していなかった話をしたり自分にとっても、いい
経験が出来たと思いました。
一応努力をする・・・結果はどうあれ・・・その積み重ねが自分を成長させるのだと思います。
ところで講演の内容はと言うと、「学校健診の結果、歯列不正と顎関節症の軽度のもの(実際は治療が必要な例も
多く含まれているのですが)についても受診カードに記載する事」というものでかなり以前その事については
一度通達をしていたのですが、もう一度再確認しようという内容でした。
6月7日の日曜日にはラピアで健康相談もしたりして歯と口の衛生週間に少しは貢献できたかな?
さあ次の目標に向けてまた努力を開始します。

4月26日(日)盛岡市でのインプラントセミナーに行ってきました。
海外のインプラントメーカーが買収されると製品が一変してしまう。
15年前にもアメリカで7割近くのシェアを誇っていたメーカーが
買収され私もそこの製品を使っていたため国産メーカーのものに
切り替えた。
この選択は正しかったようだ。
今回同じような事が起こったらしい、歴史は繰り返される?
今回のセミナーのメーカーはこの事件とは関係はないのですが・・。
患者さん本位の経営理念というのは海外では乏しいのでしょうか?
高速から見た岩手山とセミナー会場近くの盛岡城址のしだれ桜です。

今日のNHK番組「あさいち」で子どもの矯正治療のトラブルが
取り上げられていました。
矯正専門医でない一般歯科医が診断をきちんとしていないで
治療を行いトラブルが多く起こっているという内容でした。
見分け方の一つに頭部X線規格写真(セファロ)を撮っているかという
事がありました。
矯正専門医だからと言って治療の質が上とは限らないし、何より
矯正の世界は各治療法が群雄割拠の状態ですし最新の治療法を
勉強する意欲の無い先生もいます。
一般開業医だからと言って矯正専門医よりも知識、勉強意欲がある方も
います。
頭部X線規格装置の有無での判別も今の世の中ある意味便利過ぎて業者へ
フィルムを送れば診断はおろか治療方針まで出してきます。
このブログは当院の患者さんも見ておられるので不安になる方もいると
思いご説明します。
当院では矯正治療の診断には頭部X線規格写真(セファロ)は勿論多くの
資料を使っています。
そのため資料作製のため二回にわたり来院していただき、三回目にその
診断結果から治療計画と治療費用をご説明しています。
実は昨日休診したのは19日20日の二日間にわたる頭部X線規格写真診断
セミナーを受講したためでした。
一日目が終わると宿題が渡され二日目朝に提出し講評があるという結構
厳しい内容です。
8年前にも受講しましたが今回あらためて受講して良かったと思って
います。
一日目が終わり食事とお酒を味わい宿題は明日朝早く起きてやろうと
寝たのですが夢の中でもトレースをしていました。
久々にドップリと勉強に浸かった二日間でした、もらいたての修了書を
添付します。

昨日4月12日(日)は研修会のはしごをしました。
午前10時から仙台市で継承セミナー、千葉県でご開業の康本征史先生が講師でした。
私も来月で64歳そろそろ将来の事も考えなくてはいけない年齢です。
患者さんやスタッフに対しての責任を持った将来の行方を考えなければいけないなあと
思いました。
ところで仙台市の車はスピードを出しすぎですね、行き帰りのタクシーで怖い思いをしました。
午後4時からは青森市で「口と鼻は命の入り口、正しい鼻呼吸で楽しい人生」という演題で
福岡でご開業の内科医、今井一彰先生の講演でした。
今井先生のご講演を聴くのは3回目ですが、いつも通り歯切れの良い口調で聴衆を引き込ん
でいくプレゼンは素晴らしいと感じ入りました。
「あいうべ体操」は当院でも取り入れていますが、ますます普及を広めていきたいと思います。
研修会、講演会が続いています。
先月は顎顔面矯正とオーディツクデンチャーの研修会で2回上京しました。
来週もセファロ分析の研修会で上京する予定です。
いずれも講師の情熱を吸収できてまだまだ若い者には負けないという気になります。
写真は先月上京の折のビルの谷間の桜、そろそろ八戸の桜も開花しそうです。

10月11日は休診にして第7回国際歯科大会でパシフィコ横浜に
行ってきました。
大変盛況で人が溢れていていくつかの会場では立ち見状態でした。
私は11日12日とも歯周病関係を聴いてきました。
写真のハングリータイガーのハンバーグ＆ステーキは約40年ほど
前に友人と食べに行ったことがあり懐かしく思いました。
13日は八戸市で東北在宅医療推進フォーラムがあり参加して
きました。
ただ誤嚥性肺炎予防には口腔ケアが重要である事については
あまり認識されていないようで在宅医療での歯科の位置づけの
乏しさを感じました。
12月7日に行われる八戸歯科医師会の学術講演会に向かって
頑張る気持ちが湧いてきました。

本日11時から下顎水平埋伏智歯の抜歯を行いました。
実は1か月ほど前からCTを導入したのですが、術前に埋伏智歯と周辺の骨、そして下顎管の位置が
実によく解りました。
従ってほぼ予想通りの展開で行う事が出来ました。
ピエゾトームは5～6年前から購入し使っていますが、この二つが無ければ難しい抜歯はやりたくなくなります。
それとライト付き拡大鏡・・今インプラテックスから貸し出しの最新の物を使っていますが、修理に出している物と
比べるとやはりいいです。
LEDライトの明るさと充電までの持ち時間が全然違います、でも40万円位するのですよ。
機械を揃えるのはいいのですが、結局元は取れそうもありませんね。

囲碁だけでなく勉強も頑張っています。
今年も色々な講習会、講演会に参加しました。
最近3か月では6月22日モリタ・誰でも治せる歯内療法、7月6日オームコ矯正セミナー、
7月9日ブラトンイブニングセミナー、7月20日モリタ盛岡セミナー、7月27日白水セミナー
・歯内療法の幹、8月2日県南四歯科医師会合同学術講演会、8月7日顎顔面矯正フォロー
アップセミナー、8月24日GCインプラント講演会(予定)、8月30日津軽四歯科医師会学術
講演会(予定)と日曜のみならず平日も上京したりしている。
他に定例会のミニ教室(こちらは準備のほうが忙しいのだが)我ながらよく続くものだと思っています。
日本歯科医師会生涯研修の認定証が届きました。
でも結局はいかに中身を吸収して臨床に生かせるかだと思います。