今日のNHK番組「あさいち」で子どもの矯正治療のトラブルが
取り上げられていました。
矯正専門医でない一般歯科医が診断をきちんとしていないで
治療を行いトラブルが多く起こっているという内容でした。
見分け方の一つに頭部X線規格写真(セファロ)を撮っているかという
事がありました。
矯正専門医だからと言って治療の質が上とは限らないし、何より
矯正の世界は各治療法が群雄割拠の状態ですし最新の治療法を
勉強する意欲の無い先生もいます。
一般開業医だからと言って矯正専門医よりも知識、勉強意欲がある方も
います。
頭部X線規格装置の有無での判別も今の世の中ある意味便利過ぎて業者へ
フィルムを送れば診断はおろか治療方針まで出してきます。
このブログは当院の患者さんも見ておられるので不安になる方もいると
思いご説明します。
当院では矯正治療の診断には頭部X線規格写真(セファロ)は勿論多くの
資料を使っています。
そのため資料作製のため二回にわたり来院していただき、三回目にその
診断結果から治療計画と治療費用をご説明しています。
実は昨日休診したのは19日20日の二日間にわたる頭部X線規格写真診断
セミナーを受講したためでした。
一日目が終わると宿題が渡され二日目朝に提出し講評があるという結構
厳しい内容です。
8年前にも受講しましたが今回あらためて受講して良かったと思って
います。
一日目が終わり食事とお酒を味わい宿題は明日朝早く起きてやろうと
寝たのですが夢の中でもトレースをしていました。
久々にドップリと勉強に浸かった二日間でした、もらいたての修了書を
添付します。
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