5月2日は低気圧通過後に猛烈な強風で高速走行中車体が横ぶれする程で咲いている桜は全て散ってしまうのではという不安を抱きながらの出発になってしまいました
突然姿を現した岩手山は壮大で思わず見とれてしまう、そうして着いた宿泊地の繋温泉では桜はまだつぼみでした
実は結婚してちょうど30年経ちどこか海外にでも出かけようかとも話していたのが今回の大震災です
近場で質素にと一泊旅行になりました、それでも1ヵ月半前の悪夢を考えるとこんな贅沢をしてもいいのだろうか、被災された方達の事を考えると申し訳ない気持ちになってしまいます
朝方余震がありましたが予定通り早めに角館を目指しました
桜はまだ咲き始めでしたが妻はこの町がすっかり気に入ったらしく小さなお店も一軒ずつ覗いたりして普段あまり見せない女性らしさが顔を出します
正午前に脱出、対向は秋田方面からの車が延々と渋滞しておりあの人達は一体何時に角館に着くのだろうと心配になってしまいました
翌4日は日帰りで弘前へ、こちらは満開、十数年ぶりに訪れたさくら祭りはやはり青森県民が誇れる財産の一つだと感じました
「のどかな幸せ」を感じながらもやはり大震災の事を思い出します
こちらも午前11時ごろに帰り支度へ、空模様が険しくなり黒石では春雷、青森では猛烈な雨、自然界の豹変をまた見せ付けられました
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