三浦哲郎氏が亡くなられたことを今日の朝刊で知りました
先日著書をご紹介したばかりで驚いています
実はその本はT先生に戴いたものです
T先生と三浦氏とは大の親友です
私は開業する1年前T先生の所に勤務させていただきました
また亡くなった叔父とT先生、三浦氏とは八戸高校で同級でした
その関係でその後も三浦氏とも何度かお目にかかったことがありますが、恐れ多い気持ちが強く深くお話する機会が無かったのが今から思うと大変残念です
T先生は三浦氏が八戸に帰ってこられると一週間前からわくわくして当日は診療も休みにして一緒に過ごされていました
本当の友との交わりというものを教えていただいた気がします
今T先生のお気持ちを考えるとやりきれない気持ちで一杯です
私が勤務していた頃三浦先生の虫歯をT先生が治療しようとする寸前三浦先生が痛そうな顔をされました
「まだ治療をする前だよ、痛いのかい」
「いや・・これから痛くなる」
「さすが小説家だ」
お二人の大きな笑い声が聞こえてきました
慎んでご冥福をお祈りいたします
明日は母の一周忌です