日本学校歯科医会から平成7年に学校保険法が改正されたのに関連して1999.12.22付けで配布された資料の中の一文をご紹介します
「歯列.咬合」で提起された問題   のなかで
「歯列.咬合」の診方、考え方
学校での健康診断は今回の改正は疾病を見つけるのでなく健康状態を把握して、いかにして健康増進を図るかを目指した改正です
しかし学習に支障をきたすような健康障害があれば、それに対してはできるだけ早く対応しましょう、というのが基本にあります
矯正治療を求めて歯科診療所に来院した時に行う歯科医療としての矯正学的診断をするのとは全く違うのです
学校における健康診断は教育的健康診断であると言ってきたようにあくまでも教育を前提とした、教育に前提をきたすかどうかの判定が重要なのです 
 以上原文のまま
要するに学校検診の不正咬合はレベル2の重篤な疾病のみ検診するところなので細かい不正咬合を診る必要や責任は無いですヨということなのです・・深い失望感が残ります