ケイデン

八戸市伊藤歯科院長のブログです

2011年11月

「ご質問ありがとうございます」
一昨日は八戸市で日本小児外科学会の学術大会がありました。
私も一聴衆として参加させていただきましたが、発表者は質問があるとまずこの言葉を述べてから答えていました。
先日の県歯会員研修発表では発表する側であった私でしたが、とてもそんな余裕はありませんでした。
その時の質問は今でも時々思い出して答えはあれで良かったのだろうか?と自問自答したりします。
そうしてみると、やはり質問していただいて感謝するべきだと思いますね。
昨日は黒江先生の顎顔面矯正治療のフォローアップコースでした。
各自が症例を提示して黒江先生が今後の治療方向をアドバイスし、また関連する質問に答えるのですが、約40~50症例の数だったろうか?
これだけの数の症例を一日ずっと見ていくと大変勉強になります。
黒江先生は時には同じようなご自分の症例を提示されたり白板に図解したりとか、とにかく丁寧に答えておられました。
日頃の論理的な考えや観察力が試されるように思いました。
私は今回は症例提示はしませんでしたが、全国から集まった人たちの熱気を受け今後の励みにしたいと思い帰ってきました。
その熱気のせいか東京は暖かでした。

一昨日は前日の理事会の後に会長の誕生日を祝う会がありやや飲みすぎての保育園での講話を行ったが自分の得意?分野でもあり、割と苦も無く無事終えることができた。
お母さん方も普段は診療室では聞きにくい雰囲気もあり活発な質問も出てこちらも大変参考になった。
さて昨日は診療が終わって近くの公民館で中国語の入門講座があった。
最初にそれぞれの自己紹介と受講の動機を話すのだが、やはり仕事関係の方が圧倒的に多く中には韓国語の講座が満員で仕方なくこっちに来たという方もいて・・私は夜7時からの時間と場所も近くだったからとさっきの人と同じくらい曖昧な動機でしかも自分ひとりでは自身が無いので女房と二人で来ました・・といった呆れる動機なのです。
発音から始まりました、普段使っていない脳の分野を使うと人間眠気が出てくるようです。
ずっと生あくびばかりしていて中身もあまり理解できず女房に注意される始末。
この後の展開を予想すると・・「あの歯医者さん最近ずっと欠席が続いて奥さんだけいらしているわね」・・そうです、まずいことに自己紹介で職業も言ってしまったのですチャンチャン。

11月5日(土)平成23年度八戸歯科医師会学術講演会が行われた。
学術委員長としてのデビュー戦となったこの日はずっと忘れられないだろう。
準備からの段階は、ほぼ一人での作業となったが、今までの平の委員の時には気がつかなかった様々のことが明らかになっていく。
人はその立場に立たないと見えないし、判らないもののようです。
一生ずっと判らないままのほうが幸せかもしれないが・・。
一人で進めていると、なかなかミスに気がつきにくいし、ミスという程ではないが考え方がいくつかあってその場合どれを選択するかを即断しなければならない時もある。
さて学術講演会、本番の日がいよいよやってきた。
講師の杉山教授は温厚な方で、講演も判りやすく飽きさせない構成で満席の参加者も十分満足されたことと思います。
「口腔がん」というテーマだが早期に発見する事がやはり重要な訳で、それには我々歯科医師の日頃からの意識が大切になってくる。
「意識を持つ」「知識を持つ」「行動する」講師の教えはまさに医療人のみならず学問のすべてに共通する大切な姿勢でした。
終わった後の酒はなぜか幾ら飲んでも酔わず、そして昨日の日曜日は疲れてずっと寝ていました。
やっぱり年なのか?
懇親会である方から「老骨に鞭打って頑張っているね」とのねぎらい?の言葉をもらったが言いえて妙。

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