先週の土曜日八戸歯科医師会の講演からあっという間に1週間経ってしまった
清水氏はさすが一年で100日以上の講演をこなしているだけあって我々も楽しく講演を聞かせていただいた
その中で、隣の人と二人一組で「自分はなぜ歯科医という職業を選んだか?」ということについて語り合うロールプレイというのをやった
私が歯科医を選んだ理由というのが実はマイナーな動機から来ていた
父が会社員で転勤の連続、幼稚園から高校まで私は転校している
出世に欠かせない転勤は家族には負担になる、当時は単身赴任という事は無かった
せっかく土地の様子にも慣れ友達も出来た頃に転勤では子供心にも暗くのしかかる
楽しく友と語っていても、明日はどうなるかと思うと積極的に楽しめなくなってしまう
事実お袋はいつ転勤命令があっても2.3日で全ての家財道具をまとめて引越しできる術を備えていた
祖父が青森や八戸でそれぞれアパート業や医者をやっていたので私も一箇所で生計を立てる職につきたかった
旺文社の付録にこれからの職業で歯科医はかなり不足しており有望な職業と書いてあった
親戚には誰も歯科医はいなかったので、具体的にどんな仕事なのかよくわからなかった
現在歯科医院数はコンビニより多くなり私の弟と従兄弟は歯科医師に妹は技工士になり歯科医師と結婚している
あの時私が別な職業を目指していたらきっと回りも異なっていたと思う