ケイデン

八戸市伊藤歯科院長のブログです

2010年06月

間違いなく日本サッカー史上に残る試合でした、見ている方も疲れました
ありがとう、そしてご苦労様でした
午前2時半すぎまで起きていましたが、その後悔しさと興奮で寝付かれなかったのは私だけではなかったと思います
胃が痛くなるようなディフェンスの応酬は昔アイスホッケーをやっていた頃を思い出させます
アイスホッケーというと本当の?プレーヤーに叱られますが素人の一番下のリーグでの試合でも同点とか一点差で勝っている時の残り時間を見ながらのプレーを思い出します
間違っても点を入れさぜられない、いつの間にかアドレナリンが噴出して前後の見境もつかなくなってしまう
ある時相手のバッティングシュートの前に身を投げ出して防いだこともありました
防具の肩に当たったからよかったようなものの首に直撃していたらと思うと今さらゾッとします
イングランドのデイフェンスがダイビングして頭(顔?)でシュートを防ごうとした気持ちがよくわかります
闘莉王と川島が味方同士で何度か空中で激突・・・痛そうでしたね
中澤の的確な判断力、快速長友、そして泣くな駒野・・日本チーム特にディフェンスの諸君、そしてにわかサッカーファンの皆さん本当にご苦労様でした

もし貴方がこの患者さんの立場だったらどうしますか、去年の5月の出来事です
右上2の被せていた歯が割れてしまいました、硬い物を咬んだせいかもしれません

今までの技術であれば両側の歯を削ってブリッジといって橋渡しをした固定式の被せ物か取り外し式の所謂入れ歯を入れることになります
なんでもない両側の生活歯を削るのにも抵抗があります、かといって取り外しも異物感が強いし煩わしさもあります
ブリッジの平均的な寿命は7年というデーターもあります、その後は土台になる歯を増やすためにまた隣の歯を削ることにもなりかねません
入れ歯もポケットデンチャーと言って使わないでいる人も多く、外している時間が長いと入らなくなることもあります
インプラントは骨の中に埋め込むという聞いただけでも痛そうな術式ですが実際はさほど痛みも少なく腫れも少ない場合が殆んどです
右上2は残念ながら抜歯をしインプラントを埋入し半年後には自分の歯と区別がつかない程の美しい歯が出来上がりました
仮歯を入れている間に中切歯の間の隙間も透明な矯正装置で歯を移動して隙間を失くしています
骨にくっつくのに時間がかかるのと保険がきかないので費用がかかるのが欠点です
しかし保険外の材料を使ってブリッジにしたとしても費用はほとんど同じです
ちなみにこの患者さんは同業者です、同業者の治療はやはりやりにくいのが本音ですが・・

19.20の土日に上京してきました
黒江先生の顎顔面矯正セミナーも来月残り一回で終わることになります
つくづく思うのは土台が大切であることです
脆弱な土台の上に幾ら歯を並べても限界があるという事です
そしてその土台を作るには骨の成長の時期を考えると混合歯列期の初めの頃に取り掛かるのが大事になってきます
アメリカでは7歳になったら矯正歯科に行って歯並びを診てもらう事が浸透しているようです
日本でも是非そうありたいものです
またこれから矯正を勉強する人は黒江先生のコースから入るのが正解だと思います
本来は大学の教授になるべきだった人ですが、お陰で開業医の我々にとっては大変な恩恵にあずかることができます
上から見た東京駅は赤レンガの駅舎もすつかり取り壊されて新しい駅ビルはまだまだ先のようですね
今はしっかりした土台作りの段階のようです
学問も同様に時々俯瞰して見ることが大切だと思います

世間は本田がえらいいーゆーけど、ちっくと違うぜよ
チヤホヤチヤホヤつまらんことすな
ほーじゃきに、まっことえらいーのはセンタリングした松井ぜよ
どーいたらえーがじゃ、チームワークはどうなるがぜ
じゃっど岡田さんがおるき、心配ないぞね
日本チームはつよいじゃき、またがんばってつかーさい
視聴率男

健康増進法第25条
制定:平成14年8月2日 施行:平成15年5月1日
学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所、官公庁施設、飲食店その他の多数の者が利用する施設を管理する者は、これらを利用する者について、受動喫煙(室内又はこれに準ずる環境において、他人のたばこの煙を吸わされることをいう)を防止するために必要な措置を講ずるように努めなければならない

先週の土曜日12日に八戸市学校歯科医会と校長会との懇親会に参加した
校長先生方と仲良くお話が弾み盛り上がった話題の一つに煙草の話が出た
当然ながら煙草が体に良くないこと、特に児童への受動喫煙の害などの話が多く出た
「こんなとき数年前だと天井は真っ白く煙っていたものだ」誰かの声に見上げるとホテルの天井には煙ひとつ見当たらない
煙草好きにとっては肩身の狭い時代になったものだ、しかし風邪が治ってきた身としては有難い
幸な事に私は平成元年から煙草を止めることが出来た、友人数人と「もし煙草を吸っているところを見つけたら罰金10万円を支払う」という取り決めを作ったからだ
夢の中では何度も罰金を払う羽目になったが、現実ではなんとか止めることが出来た、というか煙草の習慣性で夢の中まで苦しめられたというべきか
ある校長先生いわく自宅の自室でゆっくりバイプ煙草をくゆらしながらブランデーを片手にジャズを聴くのが最上の楽しみとのこと
かっこいいと思った、そういえば裕次郎がくわえ煙草をくゆらすのもかっこいいと思った世代である、文化も世代により変わっていく
「酒も煙草も博打もやらず百まで生きた馬鹿もいる」・・落語だったか都都逸だったか?

歯の衛生週間行事が始まりました
昨日は某老人ホームへ訪問し口腔内の診査を行いました
当初メデイア担当でしたが、しっかり診査も稼がされました
しかしそのお陰でNHKのニュースに映りました
10時に取材を受け12時半のお昼のニュースに流れました
出身が佐賀県で口蹄疫で実家の農家も大変だと話していたNHKの取材の方は一人でした
一人で音声を撮りながらカメラを抱え取材もし2時間後にホットなうちにニュースに流す
なかなか大変な仕事だと思いました
ボランティアで最も入所者の方々から喜ばれているのが義歯の清掃、名前入れです
これは技工士会の有志の方達が行ってくれています
この事業が始まった1985年の第一回目から技工士会の方たちにも活動の一翼を担っていただいています
時計の針が四分の一世紀の過ぎるなんと速さよ
参加各院のスタッフの皆さんも大変ご苦労様でした
公衆衛生事業の他の班はラピア会場で衛生士会さん達と今日、明日と二日間にかけて口腔内診査や相談、ブラッシング指導を行っています
二日間にわたり行事を行っているのは県内でも八戸支部くらいではないかということです
今日技工士さんと話して面白かったのは自分が作った義歯は殆んど判るそうです
各人人工歯の配列や歯肉形成に特徴や違いがあるので判るんだそうです
製作日と製作者名を入れても良さそうだと勝手に思ったりもしました

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