東北関東大震災からもう一週間になりました
3月11日の午後2時45分は治療中でした
地震が多かったので、またかという感じでしたが、頭に浮かんだのはニュージーランドのペシャンコになったビルの事です
横揺れがドンドンひどくなり、患者さんをユニットから降ろし玄関口からいつでも外に飛び出せる態勢にしました
妻は一事行方不明に・・自宅の火の元の確認に行っていたらしく、しかし必ず声かけてから行動するようにしたいものです
停電になり外の電柱がグラグラ揺れてトランスが傾いていたり、交差点の信号も消えていました
三陸はるか沖地震に較べると横揺れが強く小船に乗っているような感じでした
なかなか静まりそうもなくひどく長い時間に思えました
断水に備えあらゆる器に水を溜めてからスタッフを帰宅させ自宅の片付けが始まりました
暗くなる前に懐中電灯を探し、ラジオを探し・・結局釣りでライフジャケットに忍ばせていた携帯小型ラジオが大変役に立ちました、アウトドア用の道具も役立ちました
あたりが暗くなり暖房もなく妻が使っていた湯たんぽがあり一つ分けてもらいました
外に出た妻が「わー星がきれい」・・こんな時なんだと思いましたが、きっと被災者の方たちも見ていたと思います
街からすべての灯が消えて初めて気が付いた星の美しさ
当たり前のつもりで生活していたのでしたが様々の感謝すべき事の中に自分がいた事に気が付きました
被災者の方たちが一日も早くライフラインを受けられる事を願います