子どもの不正咬合2
その心はどちらもセイチョウします 成長と静聴・・オソマツ
井上先生の講演はやはり盛況で会場は予想通り一杯になりました
愛情と熱気溢れるパワーは自称大阪のおばちゃんと言われるとおりで聴衆が歯科医だけでなく歯科衛生士、歯科助手、養護教諭、助産師、保育士、医師なども含まれているため分かりやすく噛み砕いて説明されていました
根底には子どもに対する愛情、初孫がお生まれになったとのことで益々子どもに対する慈しみが溢れていました
歯並びだけでなくカリエスについての注意もされていてフロスの使用を勧められていました
金魚鉢や青虫、お掃除の仕方など子どもや母親にもわかりやすい表現での説明の仕方なども大変参考になりました
講演終了後に学校検診の不正咬合基準の問題について質問をしますと時間をかけてお答え下さいました
今は過渡期にあること、そういった声を発信し続けることが大切だという内容でした
一方で他の質問者からは不正咬合を大げさに患者さんに伝え治療に引き込む悪徳歯科医がいるとの話も出たりして、それに対しても井上先生は丁寧にお答えになっていました
そういう事で第一回目の青森小児歯科勉強会の記念講演は成功裏に終わりました
井上先生は他にも患者さん向けにも著書を出されていてその一部をご紹介します
今度は歯科医を対象として演題を不正咬合についての井上先生の話を再び拝聴する機会があればと思いました