ケイデン

八戸市伊藤歯科院長のブログです

2010年05月

昨日一昨日と矯正臨床研究会が続きました
詳しく言うとその前からプレゼンの準備で忙しくしていました
昨日は朝一の新幹線で来られた高橋先生をお迎えに行き午前は診療、午後は症例検討をし高橋先生をお見送りするとなんだか体がだるく今朝起きるとのどがイガイガし、くしゃみと鼻水が出始めました
最近はずっと風邪はひいていませんでしたのに・・
歳を省みずハードなスケジュールが続いていました、体力が落ちていて睡眠不足もありました
そういえば矯正の会の仲間の先生の娘さんが39度の熱を出しその先生はずっと夜中中も付き添って看病していたとのこと、もしかしたら菌が間接的に伝染したのかも・・
今八戸ではけっこう風邪が流行っているとのこと
というわけで今日はもう寝ます、皆さんお大事に、オヤスミナサイ

昨日は囲碁将棋の会の例会日でした
大先輩のI先生の受賞のお祝いもあり新入会の方々や復帰者もあり大変盛況で楽しいひと時を過ごさせていただきました
幹事の先生の心遣いに感謝いたします

そして本日は高校の学校検診でした、酒臭くないかと一生懸命歯を磨いてから行きました
相変わらず不正咬合は目に付きましたがブラッシングをよくしている子供とそうでない子どもの差が目立ちました
学年が上がるにつれて歯肉炎が増加する傾向があるようです
検診結果が気になるようで「ZSってなんだ」とかワイワイとうるさい時間もありましたが、考えてみると検診後は検診表の見方などカリエスや歯肉炎、そしてブラッシングの大切さを説明するには絶好の時かもしれませんね
記入をしてくれた生徒が「先生さすがですね」と検診の手際を褒めてくれた
「もう歯医者を35年やっているからね」「じゃあベテランですね」「そういうことになるのかな」他愛もない言葉を交わした
機会があったらもっいろいろ話し込みたい気分でした

5月連休のリベンジに行って返り討ちにあった
M氏と二人で午前0時出発4時15分加茂漁港着中ノ島ハナレには4時30分
先端にて釣り始める、潮がしょっちゅう変わる、水温が低く付け餌が冷たい
後になってM氏が水温計測したら13.5度まだ2.3週間早い
しかし他の磯では何枚か黒鯛が揚がったとのこと
先週は都会の喧騒の中に居て今は小島の磯の上で波の音を聞いている
小さなアブラメと河豚3匹の釣果、磯の上の河豚をカラスが食べていた
睡眠不足と疲れでどうしても眠くなってしまう
後方に前回の釣り場が見えた
再びリベンジを誓った

本日大久喜小学校から3.4.5.6年の生徒さん達からお礼の文集を
いただきました
各学年ごとに特徴があり思わず微笑んでしまいました
6年生にもなると漢字も使い文章もしっかりしてきます
なにより皆さんの字が綺麗なのにはびっくりしました
先生方のご配慮をうれしく思いました

水曜日は矯正の会木曜日は臨床の会土曜日に東京へ行って日曜日に疲れて帰る
シュラシュラシュラシュラシュララ
59歳になってしまった
先週も慌しい一週間でした、12日の水曜日は矯正臨床研究会(SOP会)で子どもの不正咬合の本の読み合わせなどの勉強をして13日の木曜日は午前は学校検診で夜は臨床研究会でメーカーを呼んで生体材料の勉強をしました
15日の土曜日は顎顔面矯正セミナーの二回目で東京へ翌16日とまる二日間の実習と講義を受けて帰ってきました
さすがに疲れました、今回の労作です

17日の今日は私の誕生日です、59歳になりました
来年は還暦です、今まで何をしてきたかそしてどこに向かって進んでいくのか
体力と相談しながら残りの人生を有意義に使っていきたいと思います

昔は親や先生に言われたことは否定することなぞ考えもせず、ひたすら一生懸命何かを頑張っていた、頑張らされていた?
純真、人を疑うことを知らない時代は誰にでもあったでしょう
褒められると訳もなく嬉しくてもっと愛情をもらいたくて・・
子ども達に接すると昔の忘れていた自分が思い出されます
大久喜小学校は私の診療所から車で約25分の八戸のはずれにある漁業の盛んな地域です
子ども達も街中の子どもと比べると素直でのびのび育っているようです
学校検診の後には各学年毎にブラッシング指導を行っています

学校検診やその他の検診が面白いと思うようになってきたのは最近のことですが、それも矯正の勉強のおかげです
口蓋扁桃の肥大や舌突出癖、嚥下障害なども診ながらマイペースで診ることが出来るのも小規模校の担当医の恩恵です
子ども達には箱めがねでウニを採ったり、そのウニの殻を剥いてウニ丼を作って食べることが出来る授業など自然一杯の環境の小学校でのびのびと成長してほしてものです
ついでに歯磨きも忘れないように・・・

子どもの不正咬合2
その心はどちらもセイチョウします 成長と静聴・・オソマツ
井上先生の講演はやはり盛況で会場は予想通り一杯になりました
愛情と熱気溢れるパワーは自称大阪のおばちゃんと言われるとおりで聴衆が歯科医だけでなく歯科衛生士、歯科助手、養護教諭、助産師、保育士、医師なども含まれているため分かりやすく噛み砕いて説明されていました
根底には子どもに対する愛情、初孫がお生まれになったとのことで益々子どもに対する慈しみが溢れていました
歯並びだけでなくカリエスについての注意もされていてフロスの使用を勧められていました
金魚鉢や青虫、お掃除の仕方など子どもや母親にもわかりやすい表現での説明の仕方なども大変参考になりました
講演終了後に学校検診の不正咬合基準の問題について質問をしますと時間をかけてお答え下さいました
今は過渡期にあること、そういった声を発信し続けることが大切だという内容でした
一方で他の質問者からは不正咬合を大げさに患者さんに伝え治療に引き込む悪徳歯科医がいるとの話も出たりして、それに対しても井上先生は丁寧にお答えになっていました
そういう事で第一回目の青森小児歯科勉強会の記念講演は成功裏に終わりました
井上先生は他にも患者さん向けにも著書を出されていてその一部をご紹介します
今度は歯科医を対象として演題を不正咬合についての井上先生の話を再び拝聴する機会があればと思いました

子どもの不正咬合・その1
明日は青森県小児歯科勉強会による講演会で青森市に行く予定です
講師の井上裕子先生は大阪の池田市で精力的に活動されている矯正医の先生です
「子どもの不正咬合」 副題・一般歯科医に伝えたい考え方と早期発見のポイント39

実はこの本は私の提案で「八戸矯正臨床研究会」で教材として取り上げ数回にわたって皆で勉強してきました
一般歯科医と矯正医とではたとえば学校検診など集団検診などで不正咬合を診る場合どうしても一般歯科医の診るポイントは甘くなってしまいます
子どもの不正咬合の芽を早く摘み取って正常な成長過程に戻す事が大切なのにそれを見逃してしまうと骨格性の不正咬合になったり場合によっては大人になってから外科手術を行わなければならないという事にもなります
私はこの本を特に小学校の養護教諭の先生にもぜひ読んでいただきたいと思い私の担当校にも一冊寄付することにしました
たとえばしょっちゅう頬杖をついている習慣があると顎が変位してしまいます
寝るときも同じでいつも右なら右の片側を下にして寝ていると右の顎の発育が悪くなり左右の顔の形が不均衡になってしまいます
指しゃぶりの癖や舌を前に出して飲み込む癖のある場合も不正咬合の原因になりますし鼻疾患で鼻で呼吸がしにくく口で呼吸しがちな場合も不正咬合を誘発します
見落としがちのそういった子ども達の動作や症状を、いつも子ども達に接している機会の多い方にぜひ読んでもらいたい本です
子どもとかけて明日の講演と解く・・その心は?

そうそう親栄館の料理も素晴しいので載せておきます、これに汁物などが追加される
ちなみにこれは特別コースでもなんでもない普通の宿泊の夕食です、またまた全部は食べ切れなかった

4日は角館のさくら祭りをはじめて見た
どじって親栄館の部屋鍵を持ってきてしまい、慌てて近くのコンビニから送ったので手間取り渋滞に巻き込まれたがY氏の機転で駐車場をゲット
見事な桜と大勢の人々にびっくり、その中で武家屋敷の青柳家を見学した
先祖の貴重な遺産を残して町の活性化に役立てている角館の人々のご苦労と情熱に拍手
伝えることの大切さ難しさを学んだ





その後は乳頭温泉卿の蟹場温泉で3箇所の風呂を堪能した、雪渓にびっくり、そして帰宅して肌がつるつるになっているのにまたまたびっくり

5月2日午前0時出発し加茂漁港に着いたのは午前4時、懸念されていた南西の風が強く渡船は出ない
仕方なくみさご島の裏の地磯まで歩くはめになった
体力不足を痛感同伴のM氏がいい型のタナゴとホッケをあげた

私は小ホッケ1匹のみ他の二人もパッとせず早々と親栄館へ、翌3日の椿漁港の防波堤でもまったく不調、お目当てのホッケの群れは来ず、30人ほどの釣り人で1枚あがっただけ

11時で切り上げてんのう温泉くららへ、道の駅は人だかりがすごく昼食を捜し求め超ニンニクラーメン店での後はからまつ山荘へ

釣りはダメだったが楽しい休暇を楽しんだ(翌日の様子は明日載せます)

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